不動産を高く売るには売り出すタイミングが大事

売り出すタイミング

 

家・マンション・土地を高く売却するには、売り出すタイミングが大事です。売り出すタイミングを誤ると、売れるものも売れなくなってしまう恐れがあります。

 

不動産を売り出すときに大事なタイミングは、①需要が増加するタイミング、②競合物件が少ないタイミング、③節税効果が現れるタイミングです。

 

この3つのタイミングをふまえて売り出せば、高く売れる可能性が高まります。詳しく見ていきましょう。

 

 

需要が増加するタイミングで売り出す

不動産売却が成功するかどうかは、結局のところ、あなたが売却したい価格で買ってくれる買主が現れるかどうかです。

 

不動産の購入を検討する人が増える時期、すなわち需要が増加するタイミングで売り出すと、買主が現れる可能性が高まります。

 

また、タイミングよく複数の購入希望者が現れると、購入希望者同士で競争になり、好条件で売却することもできます。

 

1年のうち最も需要が増えるのは年初

1年のうち最も不動産物件が動くのは、年初の1~2月です。年初は、需要も供給も増えます。

 

この時期に適正な価格で売り出せば、買主を見つけられる可能性が高まります。不動産会社に査定の依頼が一番増えるのも、この時期です。

 

ただし、競合物件が多くなりがちな時期でもあります。競合物件がある場合は、どうやって売るか、売却を依頼された不動産業者の力量が問われるところです。

 

年明けに不動産の売り出し物件が増えるのは、売主の税金対策の面もあります。

 

どんな人が購入するか考えて売り出しのタイミングを判断

年初ほどではありませんが、秋ごろも需要が増加します。また、子どもの夏休み・冬休み・春休みに引越しができるようなタイミングで需要が増加します。

 

ですから、あなたの売り出す物件をどんな人が購入するかを考えて、売り出すタイミングを判断することが大事です。

 

例えば、ファミリータイプのマンションなら、購入するのは、子どもが学校に通っている世帯を想定できます。

 

そうすると、学年が替わる春休みや学期が替わる夏休み・冬休みに買主が引越しできるよう逆算して、売り出すタイミングを判断するのです。

競合物件を考慮して売り出すタイミングを見極める

売り出すタイミングを考えるときに重要なのは、競合物件の存在です。競合物件が多いと、どうしても価格競争になりがちだからです。逆に、競合物件がない場合は、販売価格を強気に設定できます。

 

つまり、高く売るためには、競合物件が少ないタイミングで売り出し、売り抜くのがポイントなのです。

 

競合物件が多く売りに出されている場合は、一般論でいえば、売り出すタイミングをずらすのが賢明です。ただし、競合物件と比べて「お得感」「割安感」を感じられる売り出し方ができるなら、逆に絶好のタイミングといえます。

 

売り出すタイミングを遅らせる判断も必要

競合物件が多く売り出されているときは、売り出すタイミングを遅らせる判断も必要になります。特に、新築物件が多い場合は、相当価格を下げないと売れません。。

 

ハウスメーカーやディベロッパーが新築物件を売り出すときには、そのエリア内の新築物件や中古物件の相場を参考にして価格を決めます。その際、中古物件と比較しても「お得感」を感じられるような価格で売り出すのが一般的です。

 

なので、新築物件が多く売り出されているエリアでは、中古物件はどうしても見劣りし、大幅に販売価格を下げなければ売れなくなります。

 

ですから、新築物件が多く売り出されているときには、売り出すタイミングを遅らせ、新築物件が売れてしまうのを待つのが賢明です。

 

お得感・割安感を感じられるなら売り出すチャンス

あなたの物件が、新築物件と競争しても勝てるぐらい「お得感」「割安感」のある物件なら、売り出してもよいでしょう。

 

また、近年の建築価格の上昇から、新築物件の価格が高い傾向にあります。一般的には新築が有利ですが、新築物件に割高感があるようなら、逆に、売り出すチャンスとなります。

 

さらに、競合物件が中古物件の場合も、インスペクション済み物件として売り出すなど、他の物件と比べて高い付加価値を付けて売り出すことができるなら、価格競争に巻き込まれるリスクを回避できるかもしれません。

 

競合物件の存在は、売り出すタイミングに大きく影響します。競合物件がある場合に、売り出すタイミングを遅らせるか、売り出すチャンスと捉えるかは、競合物件と比べて判断することが大切です。

節税効果が現れるタイミングで売り出す

不動産を売却したとき、売却益(譲渡所得)があれば税金がかかります。不動産売却は、税金を支払った後で「最終的に手元にいくら残るか」が大事です。

 

譲渡所得にかかる税金は、売却不動産の所有期間が長いほど安くなる仕組みです。また、税務上の所有期間は、売った年の1月1日に遡って判断されます。

 

そのため、年が明けるのを待って売却すると税金が安くなるケースがあるのです。年明けに不動産物件が多く動くのは、こうした事情もあります。

 

不動産売却は、譲渡所得課税の仕組みを知った上で、税金が安くなる売却のタイミングを考えることが大切です。

 

マイホームの売却は、所有期間5年超・10年超が節税の好機

不動産を売ったときの譲渡所得にかかる税金は、所有期間5年超で税率が39%から20%に下がります。特に、居住用財産(マイホーム)の売却は、所有期間が10年を超えるとき、税率が20%から14%に下がる軽減税率の特例を受けられます。

 

不動産売却は、所有期間が5年超、特にマイホームは、所有期間が5年超・10年超のタイミングで売却すると、税金を安くすることができるのです。

 

売却期限がある場合の売り出しのタイミング

「いつまでに売却しなければいけない」と売却期限がある場合は、少しでも早く売り出す必要があります。売り出すタイミングを計る余裕はないでしょう。

 

売却期限がある場合は、すぐにでも売り出して、市場の反応を見ることになります。

 

その際、売却を依頼する不動産会社選びが大切です。あなたが売りに出す物件の売却を得意とし、その物件のあるエリアに強い不動産会社なら、スピード売却も可能です。

 

まとめ

不動産を高く売るためには、売り出すタイミングが大事です。購入希望者が増える時期、競合物件が少ない時期をねらうと、相場より高く売れる可能性が高まります。

 

不動産売却の実績豊富な不動産業者に査定を依頼して、売り出し価格とともに売り出しのタイミングや売却プランなど相談するとよいでしょう。

 

査定・売却を依頼する不動産会社を探すときは、一括査定イエイを利用すると便利です。全国の優良業者の中から、いちばん高く早く売れる不動産業者を簡単に見つけられます。